たまっていたネタその1。
2ヶ月ほど前の話になるのですが、久々にピアノのコンサートに出掛けました。
私は自分はピアノを弾いているのに、昔から有名なピアニストに疎くて、恐らくあまりコンサートには行かない方なんですよね。
古い時代のピアニストの演奏が好きで、よくyoutubeでは聴いているのですが、もう亡くなっているピアニストばかりなので、生では聴けないですからね。
このピアニストさんも、youtubeで色々聴いているうちに映像を見付けたのですが、私が今更見付けただけで、相当有名な方だと思います。
エフゲニー・ボジャノフさん。
私と同年代くらいの、音楽界では若手のピアニストです。
ショパンコンクールの映像がよく出回ってますが、本当〜に素敵な演奏をされるんです…。
まず、音が本当に綺麗!
以前にインタビュー記事で、ご本人も音にとても拘られてると読んだことがあって、私も常々綺麗な音しか出したくない!と思っているので(実現出来ているかは別として)、共感出来ることばかりで、生で演奏を聴いてみたいと思っていたんです。
youtubeで聴いていたって音の綺麗さは歴然としているので、とっても楽しみにしていましたが、期待を上回る感動でした。
音の陰影が音楽をより深いものにしていて、緻密なコントロール、そして多彩なテクニックをお持ちでした。凄い…。
ショパンコンクールの演奏も本当に素晴らしいのですが、今回の演奏会でも弾いていて、本当に大好きになった曲の映像を貼り付けておきます!
ラヴェルのラ・ヴァルス。
元々はオーケストラ版で、私あんまり好きじゃなかったのですが…。
思わず笑顔になって、踊り出したくなるほど、優美でリズミカルなワルツでした。
もう、音楽が溢れてこぼれてしまっているというか…。
私の乏しい語彙力では、その魅力がお伝えし切れません。
映像だと良さが半減してしまうのが残念です。
またオススメ映像も載せていきますね。